港北に幸福はまっていそうだ その4
決勝Tの初戦は、本日の優勝候補筆頭「カイソクヨコハマさん」でした。以前にも、渋谷ネコさんが絶好調のチームといっていましたし、この日もニシマチさんが褒めていました。しかし、ぶひにはもう相手が誰であろうと、そんなことを考えている余裕はありません。高まる気持ちを抑え、「平常心、平常心」と念仏のように唱えて、ぷるぷると震える手で戦うだけです。試合は…あれ〜よく覚えていません。でも、引き分けでPKになり「フレイ投入」を忘れて、デ・サンクティスにすべてをまかしたのが、功を奏し神懸かりセーブで勝利。ぶひひっ、ベスト4進出です。
決勝Tに進み、ヒュケ組応援団作戦部長のヒマツブシ監督とレーダー対策本部長のマジシャン監督と立てた作戦は、アンリ=レジェスラインを攻撃の核とする、先制時はそのまま、先制されたときは、レジェスとラヴァネッリを入れ替えるを事前に決めておきました。本番時、判断が曖昧だと勿体ないからです。
2戦目の対戦相手は、マンチェスターutdさんです。グループ予選三戦目では、ぶひチームが覚醒して勝つことが出来ましたが、もういちど気を引き締めないと、このチームの怖さは成増予選で、強豪チームをばったばったと倒したところをみていますので、ぶひさんも気をつけなくちゃです。試合前に挨拶して、気持ちよくスタートしました。そして、勝利。はははっ、どうやって点を獲ったか全く記憶にございません。ただ、今大会の課題キーパーの飛び出しで、すんばらしい操作が出来たのは覚えています。この瞬間、ぶひさん、満面の笑みを浮かべていたそうです。(目撃者談)そして、決勝進出が決まった瞬間、ウルッとしそうになりました。
成増出場登録に朝早くから並んだこと、確定申告と年度末の仕事で身動き獲れない状態から、鬼の目の監視をすり抜けてヒュケでチームを育成、しかしロナウドチーム、ウエアチームが成増で玉砕し、あきらめていたところ、蘇我にぶひぶひ号に乗って登録にいったこと、蘇我ではヒュケ遠征組、か〜た師匠らが次々に敗退していく中、奇跡の優勝をしたこと走馬灯のようにぶひの頭を…大げさですね(笑)。
まだ、一戦残っているのに、ぶひさんは「世は満足じゃ」状態になっていました。しかし、決勝戦の相手は、公式大会埼玉予選で、か〜た師匠を倒した、エビス監督です。まさか、ぶひが対戦するとは思っていませんでしたが、ぶひの事前予想、優勝候補本命にあげていました。ここは、「師匠の仇をここで」と、勝手に思い込んでモチベーションを上げ直し、試合開始です。前半は、どちらとも決定機にめぐまれず、後半突入。勝利の女神は、ぶひにではなく相手に微笑みました。ゴール右前にいたシェバに向けて、放たれたパスは、なぜか固まってしまったように動かないデ・サンクティスを超えて、シェバにぴたりと収まりそのままシュート。後から考えると、たぶんあのときぶひの右手は、キーパーボタンを押していたつもりが、何か違うものを押していたような気がします。もしあのシュートが決まらなくても、あの試合の流れから、ぶひが得点することはなかったでしょうし、たとえPKになっても負けていたと思います。そして、試合終了。ぶひは、準優勝した驚きと喜びでいっぱいで、悔しさのようなものはありませんでした。試合後、賞状を貰い記念撮影。朝うちを出るとき、めずらしくジャケットを着たぶひをみて、嫁さんが「ゲームに行くのに…」といったので、「優勝すると記念撮影があるから」といったのを思い出しました。
その後、応援していただいたみなさんに挨拶をして、ヒマツブシ号に乗り込み、横浜中華街での祝勝会に向かうことになりました。優勝こそ出来なかったもの、準優勝という出来すぎた結果は、大会好きなぶひに、いつもつきあってくれたヒュケ遠征組のヨン様ことマジシャン監督、エース・ヒマツブシ監督の応援とアドバイス抜きには、考えられなかったことだったので、感謝の気持ちをこめて、ささやかな夕餉をともにしました。ひさしぶりにいった中華街はあいにくの雨でしたが、同発飯店のチャーシューはおいしかったです。
つづく
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