翼よあれが秋葉原だ
頭がいいということは、いろんなことが出来そうな気がするけど、それは間違いで、その頭を活用するソフトが優秀でなければ頭の良さを有効活用することが出来ません。逆に言えば、ぶひのようなたいして回転のしない頭でも、それにベストマッチしたソフトが入っていれば、賢いふりも出来るということです。
WCCFはバージョンアップということで、まず基板が変りました。前バージョンはNAOMI2というたしかセガサターンに使用されていたもので、処理能力はさすがに今はもう物足りなさを感じますが、01-02から数度のバージョンアップをへて05-06時には、少なくとも大会マニアの間では愛着を感じられる程、ソフト的には、ある意味完成されたものになりました。新バージョンは、インテル Pentium4搭載のリンドバーグという基板になり賢くなったもの、何度もロケテをやったにもかかわらず、前作を上回るゲーム性は実現できていない状態で、2段や多重バック対策ばかり一生懸命やってしまった感が強いです。まあ、このへんはやさしいユーザーに甘えて、これからの度重なるバージョンアップで次第によくなることを祈る限りですが、ぶひが気になっているのは、処理能力が上がってしまったことによるAI(人工知能)のゲーム介入の度合いが上がることです。前バージョンでも、ノータッチプレーが様々な条件がそろうと手が付けられなくなる程強い時があり、シナリオ説などをいわれる要因になったりもしたのですが、対人戦の大会等ではやはり操作系の人が強いのは間違いのないことでした。
これが、AIが優秀すぎると戦術ボタンは固定で、シュート・キーパーボタンのみ必要時に押すだけでいいのだとすれば、対人戦大会モードで勝つのはテクニックでなく育成方法やチーム選び、そしてこれさえも攻略法ならぬベストな育成がマニュアル化されれば、運だけの大会になってしまいます。
秋葉原で新稼動を楽しんでいるのは、8割は大会に出たりしない初心者ではないけれどピコピコプレイの監督さんです。勝率をみると勝ちと負けと引き分けの数が同じか、もしくは負け越してしまっている成績が多いです。技術介入度を下げて、AI任せで勝たせる仕様にすれば彼らもそこそこ勝てるようになり、ゲームの楽しみは増すかもしれません。こういった楽しみ方をする人と、大会で勝って武勲をあげようとする廃人とが、共存するのはむずかしいですね。
新バージョンになって、全黒、前バージョンで強かったU-5、新バージョン用に考えたU-5をやってみましたが、やはり全黒が強いですね。そこで、気になる補正のこともあって全白チームを立ち上げました。前バージョンでエリアを穫ったメンバーを少々新バージョン用に調整したもの、フォメは6-1-3から4-2-2-2に変更。で、立ち上げ直後苦戦するかと思いきや、強い…そして動きます。ということは、やはり補正はありますね。もう少し、試合数を増やさないとはっきりしたことはいえませんが、動きのよさは4チーム中一番です。ただし、ちょっと上手な人との対戦で、5Rのガチチームで試合数30試合ぐらい違うと、歯が立ちません。ディフェンダーのパワー不足を相手の強奪系フォワードにぼろぼろにされてしまいました。立ち上げ直後なので、これが終盤に同じようなギャップにあるチームとどういう戦いになるかは、興味があります。
ぶひ的には、初心者やお手軽プレーの好きな人用に「簡単モード」、操作系テクニックを擁するプレーが好きな人には「マニュアルモード」と切り替えが出来るようにして、ブラックボックスのような補正に頼らない調整ができればいいように思うのですが、これもまた違う弊害が出てしまうのかもしれませんね。
土曜は天気もよかったせいか、9:10ごろアキバに着いた時にはクラブSEGAは8人以上並んでいたので、HEYに移動。こちらも、9:30には8人を超えましたが、ぶひとマジシャン監督は無事朝一プレーが出来ました。それから6回づつプレーして、寝不足で意識がなくなりそうになったので夜9時頃プレー終了。キラリンカードは、レイナとビージャでした。新稼動から10日、ほぼ毎日プレーしてカードも白黒あわせて160枚を超え(ダブリを入れず)ハイペースでプレーしてみましたが、アキバもそろそろサービスパックで無くなりそうな気がするので、最近稼動したとこにホームを替えてみようかと思っています。最近ふと「あれこんなことしてていいのだろうか」と頭をよぎることがありますが、それも緑の袋をベリッと破ると忘れてしまい、やっぱりぶひの頭はけっしてリンドバーグではなく、ライト兄弟でもない、ただのWCCF馬鹿なんでしょうね。
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